1959-02-25 第31回国会 衆議院 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第4号
幸い、短い期間のうちに無事内地に帰還いたしまして、ほんとうにうれしく思っておるのでございますが、要するに、現在、そういう気持が多少でもわいてこない限り、ちょっとむずかしいのではないか。それにはやはりできるだけ数多くの工作をする、そうしてその友人なり、肉親なりを長く現地にとどめておきまして、郷愁の念にからさせるということが一番いいのじゃないかと思うのです。
幸い、短い期間のうちに無事内地に帰還いたしまして、ほんとうにうれしく思っておるのでございますが、要するに、現在、そういう気持が多少でもわいてこない限り、ちょっとむずかしいのではないか。それにはやはりできるだけ数多くの工作をする、そうしてその友人なり、肉親なりを長く現地にとどめておきまして、郷愁の念にからさせるということが一番いいのじゃないかと思うのです。
○天野委員長 それではその次に、ソ連の大使館へ参りまして、衆議院海外同胞引揚に関する特別委員会の委員長としての挨拶の趣旨は、 一、まずもつて、一九四六年十二月上旬ソ連関係地域から旧日本軍所属軍人その他一般邦人の内地還送が開始されて以來今日に至るまでの間に、約六十一万の同胞が無事内地に帰り得たことについて、貴大使館員各位を初め、邦人還送に携わられた貴國関係官の御努力、貴國政府の御好意に対し、衆議院海外同胞引揚